ceraza(セレーサ) の特長
セレーサは紡績性に優れたシルク原料です。綿紡、2〜3インチ紡、梳毛紡、紡毛、不織布などに利用出来ます。

純 白
鮮明な発色性
軽くて柔らかい
起毛商品では毛さばきが良く、優れた毛並みと光沢を発揮します。
 ceraza はここが違います。
 シルクは明治時代からの伝統的な精練を、主に中国で行っています。蛹油とセリシンがシルク繊維の内部まで含浸しており、充分に洗い落とされていません。その為、シルク本来の風合いがありません。ceraza は日本蚕毛染色鰍フ技術によって加工管理されています。高温、高圧の特殊加工機により、完全なまでにシルクの不純物を洗い落とし、真珠の様な光沢と適度なネジレとクリンプを保持しています。
 シルクについて。

【繭糸の横断面】
シルクにはセリシンとフィブロインが25:75の割合になっています。
セリシンはアルカリ熱水で溶解することが出来ます。
フィブロインは滑らかな美しい光沢の柔らかい繊維です。拡大してみると100本内外の集束された繊維からできています。
シルクは18種類のアミノ酸で構成されているたんぱく質繊維です。
人間の皮膚とよく似た蛋白質で、シルクと人類は古代から共存しています。
 素晴らしいフィブロイン。
シルクは手術用縫合糸などの様々な医療用品として活かされています。
フィブロインが紫外線の刺激から皮膚を守り、皮膚の機能を助けるという化粧品も多数市場化されています。
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